全ての記録をデジタルへ
デジタル化の手段・利得・問題
文書・音・動画像をふくむあらゆるコンテンツの主流はデジタルデータに移行しつつあります。新規に作成されるコンテンツは既にデジタルで作成されていますが、過去の様々なメディアをデジタル化する手段は一通り揃いつつあり、人類が産み出したあらゆる記録を網羅することが可能になりつつあります。問題はデジタルデータ化されたコンテンツを長期間安定的に保管することが困難なことです。私たちサペレのデジタルアーカイブサービスはこの難問を解決します。
文書はpdfファイルへ
画像を含む文書等のデジタルデータファイルをPDFファイルへ変換するには大きく分けて2つの方法があります。一つはそのデジタルデータファイルをPDFファイルへ直接変換するプログラムを使うものであり、もう一つはデジタルデータファイルを紙にプリントアウトしてそのプリントした結果をドキュメントスキャナーで読み込んでPDFファイルにする方法です。
前者は最近のPCにおいて標準の機能として備わっていて簡単に短時間に出来ますが、こうした機能のない古いPCや専用ワープロでは後者を採用するしか方法がない場合がほとんどです。これらの機器でPDFファイルを作るプログラムを開発することはコストの点で非現実的です。後者は紙が無駄になると言う問題がありますが、どんな古いPCや専用ワープロでも適用出来る特長を持ちます。
古いPCのファイルを新しいPCで読み込んで得られたデジタルデータファイルをPDFファイルにすることは可能な場合もあります。ただしそれは完全さと言う点では場合によりけりの結果となります。文字化けが起こらないことや書式が完全に保存される事は期待しない方がよいかもしれません。これが公式文書で法律的に問題を起こさない保証はありません。
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◎PDFファイルを作る
Window: pdfファイル作成ソフトをインストールする必要があります。
Mac:プリントコマンド(⌘+P)で表示されるウインドウにPDF作成のアイコンがあります。
アドビ:Adobe Acrobat(有料) を購入して使います。
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文書用スキャナーとpdf
文書用スキャナーとPDF
紙の上にある静止画像をデジタルデータにするのがスキャナーですが、正確に言えばポイント(点)センサーやライン(1次元)センサーを用いる画像入力装置をスキャナーと言います。スキャン(走査)とはこれらセンサーを動かして2次元の画像信号を得ることで、この動作のためにデジタル化に多少の時間がかかります。静止画像をデジタルデータにするにはデジタルカメラの様にエリア(2次元)センサーで一瞬でデジタルデータを得る方法もあります。ただしある静止画像を毎秒どれ位の早さでデジタルデータに出来るかの比較をすると、最近のADF(Auto Document Feeder:自動紙送り機構)のついたスキャナーの高速化によりあまり大きな違いはなくなりつつあります。
最近になりシート状の文書をデジタル化するドキュメントスキャナーの高性能化(カラーと両面同時読み込み)と低価格化が進み、これが本等の冊子本の背を切り落としてシートにしてドキュメントスキャナーでデジタル化を行なう自炊と言う現象を生み出しています。文書/資料がばらばらのシート状になっていない綴じられた冊子本や巻子本(巻物)をデジタルデータにするには多少の工夫が必要でこれらに対応したスキャナーも存在しますが、巻子本は一般的でないので商用化された製品はほとんどが冊子本用です。
高速に冊子本をデジタル化するためにドキュメントスキャナーのADFに対応した自動ページ捲り機構が必要です。この機構は確実さを実現するために複雑にならざるをえなませんので、このために冊子本用のブックスキャナーは高速性がありますがかなり高価です。こうした自動ページ捲り機構を持つスキャナーの多くはデジタルカメラを用いることが多いので、その名称をディジタイザーと呼ぶこともあります。ただし厳密に使い分けられているとは言えず、スキャナー=ディジタイザーと考えて問題はありません。
現在の機器を大まかに分類すると次の表が得られます。
| 資料の形 | 手動で原稿をセット | 自動送り |
| シート | フラッドベッドスキャナー | ドキュメントスキャナー |
| 冊子本 | ブックスキャナー | ブックデジタイザー |
これらは多くの機種が販売されているので代表的な製品の販売会社を次に示します。ここに示すのはあくまで代表的な機種であり、全てではありません。
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◎フラットベッドスキャナー
キャノン
エプソン
◎ドキュメントスキャナー
キャノン
PFU
エプソン
パナソニック
◎ブックスキャナー
Plustek
Atiz
◎ブックディジタイザー
Kirtas
Treventus
4DigitalBooks
Qidenus
これらのスキャナーから得たデジタル画像データを国際標準となっているPDFファイルとJPEGファイルにすることは比較的簡単な操作で済みます。これはデジタルカメラの画像データが標準でJPEGファイルになるのと似ています。もちろんPDFファイルとJPEGファイルはスキャナーのセンサーの性能を十分に反映させることは難しいのですが、実用上あまり問題がありません。またこれらのデータ形式でしか保存出来ない機種もあります。
画像品質を重視してPDFファイルとJPEGファイル以外のデータ形式を使う事はデジタルカメラで画像品質を重視する場合にローデータ(raw data)を使うのと似ています。ただしこのローデータはデジタルカメラでは全く標準化がなされておらずメーカ独自の規格になっていて、スキャナーでもあまり標準化が進んでいませんから、長期間保存する場合にこのデータを採用することはかなり問題があります。もし品質本位のデータ形式でデータを長期保存する場合は、そのデータ形式についての詳細な内容も保存しておく必要があります。

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