サペレのテクノロジー
サペレはデータを二重の手段で保存します。
データを守り、地球環境も守ります。
思い込み
デジタルデータはアナログデータと違って劣化せず、永遠に保つというのは、単なる思い込みです。確かにCDやDVDはレコードやVHSテープと違って繰り返し再生しても、削れたり伸びたりして音質や画質が悪化してしまうことはありません。しかし、データの長期保存という観点では、デジタルデータを保存するメディアそのものが劣化して、やがて読み取ることができなくなります。地上波デジタル放送とアナログ放送の違いをイメージしてみてください。デジタル放送は天候が悪くてもアナログ放送のようにノイズが乗ったりはしませんが、限界を超えると全く視聴できなくなっていまいます。CDやDVD、HDDに起こることもこれと同じです。デジタルデータは、ある日突然、全く読み取れなくなります。これは故障ではありません、避けられない寿命なのです。
大切なデータを安心して保管するには?
パソコンやスマートフォンはマウスイヤーやラットイヤーと言います。極めて短いサイクルで製品が陳腐化してしまうことをネズミの寿命に準えた表現ですが、それを利用する人間の寿命は短くなってはいません。むしろ、長くなっています。なのに、カメラ、携帯電話やパソコンのメーカーは皆さんの大切なデジタルデータを長期間保存することに責任をもって取り組んでいません。大切なデータは、きちんと保存しておきましょう。日頃使うパソコンやスマートフォンの寿命は短く、故障も頻発するので、これらから切り離しておく必要があります。サペレにお預けいただいたデータは、弊社独自のアプローチで保存いたします。
アクセス管理のライトアーカイブと真空保存BRのダークアーカイブ
ライトアーカイブ
サペレではデータへのアクセス頻度等の諸条件に応じ、最適な手法で長期保存問題に取り組んでいます。一つが、デジタルデータをSSDに収めアクセス回数を厳密に管理して保存するというものです。半導体メモリにデータを保存するSSD、ソリッドステートドライブは普通のパソコンに搭載されているHDD、ハードディスクドライブと違ってトラブルの原因になる可動部品や脆弱なディスクに依存していないので、長寿命を期待できます。ただし、アクセスを繰り返すと次第にダメージを受けるので、アクセス回数の管理が必須です。また、時間経過とともにデータが読み取りにくくなるので、定期的に再書込みを行う必要があります。これがサペレのライトアーカイブです。
ダークアーカイブ
もう一つの手法がダークアーカイブと呼ばれる、ブルーレイディスクの真空保存です。ブルーレイディスクといった光メディアの劣化要因は紫外線、酸素、水蒸気等が主要な要因です。紫外線は比較的簡単に遮断できますが、問題は空気に含まれる酸素や水蒸気です。
私達の住んでいる環境は空気に満たされていて、この空気は私達が生きて行く上で欠かせない酸素や水蒸気等が含まれています。しかし人が生きて行くに必要な酸素や水蒸気はBR-Discにとっては劣化の原因になります。水蒸気はBR-Discの円盤素材を長い月日で加水分解で白濁させて、酸素は光と一緒になって記録面に様々な悪影響を与えます。
環境にも優しいデータ保存技術です。
そこで、サペレのダークアーカイブはデータをブルーレイディスクに保存し、慎重に劣化の原因を取り除いたうえでそれを真空保存容器に格納します。こうしておくことで、酸素と水蒸気を遮断することができ、また気温の変化にも影響を受けません。HDDを長持ちさせるには十分に冷却対策を施し、常時稼動させておく必要があるので常時エネルギーを必要としますが、サペレのダークアーカイブに必要なのは真空ポンプを動作させるわずかな電力だけ。環境に優しいデータ保存手段です。

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